NBAオールスター2023
NBAオールスターゲーム2023が開催されました。今回のオールスターでは試合開始前に両キャプテンによるドラフトが行われました。
Team LeBron vs Team Giannis FULL NBA All Star Draft 2023 - YouTube
チームヤニスはテイタム、モラント、ミッチェル、マルカネンがスターター、リザーブにリラード、ホリデー、SGA、デローザン、シアカム、アデバヨ、サボニスをドラフト。
対するチームレブロンはスターターにエンビード、アービング、ドンチッチ、ヨキッチを選び、リザーブはエドワーズ、ブラウン、ポールジョージ、ハリバートン、ランドル、フォックス、JJJとなりました。
ヤニスが最初に指名したのはリラードでした。ヤニスのプレースタイルからやはりアウトサイドシューターが欲しかったのか…チームメイトのホリデーより先に選ばれました笑
フロントコートがマルカネン、シアカム、アデバヨ、サボニスと少し地味になりましたが、なんともヤニスっぽいドラフトだったと思います。
レブロンはスタートでドンチッチ、ヨキッチをドラフトしており、NBA屈指のプレイメーカーが3人揃いました。若手中心のリザーブはのびのび得点を狙えそうですね。レブロンのスターター最初のドラフトはテイタムかカイリーと予想してましたが、エンビードだったのも意外でしたね。
何はともあれ、当日ドラフトも面白い!前回のようにデュラントとハーデンの確執みたいなのがあったら気まずくなるかもだけれども…笑
第1Q
ヤニスはやはり怪我の影響から記念FGを1本決め、プレータイムはわずか20秒ほどで交代。お大事に!
このクォーターは接戦となり、クラッチシュートをデローザンが狙うも外れてしまい同点でなりました。主役のレブロンがセルフアリウープやディープ3で盛り上げ、テイタムのお返しセルフアリウープ、地元ジャズから出場のマルカネンもシュートタッチが良く、モラントも速攻からダンクを決めるなどとオールスターらしさの感じる第1Qでした。ヨキッチはアテンプト0でパス中心、リラードは1本しか決まらずと第2Q以降に期待です。
第2Q
エドワーズやモラントのダンクもありこのクォーターも接戦。キャプテンヤニスが不在のなかテイタムがエースとしてチーム最多得点。対するチームレブロンもハリバートンが活躍しオールスター初得点をあげました。クォーター終盤にはエンビード、カイリー、ミッチェルなどスターター陣が点を取り合う中、残り1分を切ってからデイムタイム発動!3Pを2本連続で決め、チームレブロンを突き放しこのクォーターはチームヤニスの勝利となりました。フォックスが前半無得点。後半がんばれ!
第3Q
まさかのレブロンが怪我で両キャプテンが不在のオールスターになってしまいました。ゲームは3Q開始直後からテイタムとミッチェルが次々に3Pを決め一気に点差が開きました。その後リラード衝撃のハーフコートからの3Pで加わり3P攻勢で勝負あり!ちなみに3Qまでにテイタム8本、ミッチェル6本、リラード7本と3人で21本3Pを沈めており、対するチームレブロンはチーム全体で3P成功が13本となっています。やはりレブロンのチームは3Pが入らない病になるのか…このままテイタムがMVPとなるのか、17点差となって最終第4Qへ!
第4Q
このクォーターになってもテイタムとミッチェルの勢いは衰えず!アービングやブラウン、ハリバートンで辛うじてゲームを繋ぐも、テイタムがオールスターレコードとなる55得点、ミッチェルが40得点と奮闘しチームヤニスの勝利でゲームエンドとなりました!最後の得点は完全に地元マルカネンへのお膳立てがありましたが3Pを外してしまい、結局はリラードの3で終了。あそこはマルカネンに決めてほしかったな笑
MVPはもちもんテイタムが受賞となりました!55得点で3P10本決め文句なしの選出。なんでもテイタムはこのオールスターで自身初のシグネチャーシューズ「Jordan Tatum 1」のお披露目だったらしく、気合が入っていたのでしょう。MVPを取ったことで抜群のプロモーションとなりました。テイタムにはASMVPに加えてSMVP、FMVPもチャンスがありますからね。今後の活躍にも注目です。
トータル感想としてはなんだかんだ面白い週末になりました。ヤニス、レブロンの怪我やフォックスが無得点だったこと、大差におけるターゲットスコア制など気になる点は置いといて、オールスターを純粋に楽しめました。
これからはレギュラーシーズン終盤に突入します。各チームのシードやプレイオフ争いが激しくなり、より一層見ごたえが出てきます。ラブがヒートに移るなどバイアウトやFA市場はまだ動いていますのでそちらも要チェックです。カーメロも噂のあるセルティックス…サンズ…拾ってください。
以上、オールスターの感想でした。ではまた。